仁遠からんや
子曰わく(しのたまわく)、仁遠からんや(じんとおからんや)。我仁を欲すれば(われじんをほっすれば)、斯に仁至る(ここにじんいたる)。(述而第七)
【訳】
先師は言われた。
「仁は生まれながらに与えられているもので、遠くにもとめるものではない。したがって、仁を実践しようと思えば、仁は直ちに実現されるであろう」
論語一日一言、5月12日の言葉です。
”よき人間になろうとする気持ちを持て”と論語コンプリートにあります。
とても難しいと感じられる仁の実践。
しかし、それはいつでもどこでもそうなろうと決意すれば出来る。
たしかにそうなんですが簡単ではないのもたしかなことです。
決意を揺るがす出来事が必ず発生しますしね。
しかし、これではいけないと考えたり修正していこうという気持ちがないといけませんね。
そういう気持ちが薄れていくと争いごとが多くなります。
争うということは無駄なエネルギーを使いますしね。
思いやりの気持ちを持たなければなりません。
今日一日がんばります。