近き者説べば、遠き者来る|8月29日のことです。

8月29日、今日の論語一日一言です。

葉公、政を問う。子曰わく、近き者説べば、遠き者来る。(子路第十三)

しょうこう、まつりごとをとう。しのわまわく、ちかきものよろこべば、とおきものきたる。(しろだいじゅうさん)

【訳】
葉公が政治について尋ねた。
先師が答えられた。
「領内の者が喜べば、領外も自ずからやってくるようになります」
※葉公は楚の領内にある葉県の長官。

”よい政治の目安となるもの”と論語コンプリートにあります。

よい政治を行なえば自然と人は集まってくるということですね。

会社でいえばよい会社には自然と人が集まってくるということでしょうか。

ところで、論語(ろんご)というのはもともと「りんぎょ」と読んでいたらしい。

「論」字には二つの意味があって本来は筋道の意味でリンと尻上がりに読んでいたみたいです。

本によってどういう観点から書かれているのかというのもまた楽しいと感じました。

今日も一日がんばります。