身を殺して以て仁を成す
子曰わく、志士仁人は、生を求めて以て仁を害すること無く、身を殺して以て仁を成すこと有り。(衛霊公第十五)
しのたまわく、ししじんじんは、せいをもとめてもってじんをがいすることなく、みをころしてもってじんをなすことにあり。(えいれいこうだいじゅうご)
【訳】
先師が言われた。
「志士仁人は、命を惜しがって仁徳を損なうことなく、ときには命を捨てて仁徳を成し遂げることもある」
※志士は仁を志す人、仁人は成徳の人。
10月16日、今日の論語一日一言です。
”仁の道は我が身より尊い時がある”と論語コンプリートにあります。
ちょっと力強い言葉ですね。
我が身より人の道、仁の道を求める。
こういう言葉が覚悟というものを感じます。
人生には時としてぶれないものが必要ですね。
今日も一日がんばります。