言必ず信、必ず果|9月4日のことです。

9月4日、今日の論語一日一言です。

曰わく、敢て其の次を問う。曰わく、言必ず信、必ず果、硜硜然として小人なるかな。

いわく、あえてそのつぎをとう、のたまわく、げんかならずしん、おこないかならずか、こうこうぜんとしてしょうじんなるかな。(しろだいじゅうさん)

【訳】
子貢はなお「次の段階は」と尋ねた。
先師が答えられた。
「言葉はには決していつわりなく、行いは必ずキビキビとする者である。しかしこれはこちこちで融通ののきかない小人だが、まあまあその次としよう」

昨日に引き続きまた子貢は尋ねるんですね。

合計で次は次は次はと三回聞いていますね。

それもまたすごいですね。

”向上心あふれ、仕事の結果を出していく人でありたい”と論語コンプリートにあります。

士(志のある立派な人)、仕事人はまず

自分の行いを顧(かえり)みて責任感や向上心があり、どこにいっても上司、社長を非難することなく、目的を着実に遂行する人。

次は、

家族親戚の中で孝行者で、ふるさとの先輩をたててよく尽くす人。

次は

嘘をつかないで、結果を出そうとする人。

しっかりと目的意識をもって、人の非難をなどをしない、嘘ををつかない人が仕事の出来る人。

全文はこちらですね。

子貢問うて曰わく、何如 なるか斯れ之を士と謂うべき。子曰わく、己を行うに恥有り、四方に使いして君命を辱しめざるは、士と謂うべし。
曰わく、敢て其の次を問う。曰わく、宗族考を称し、郷党弟を称す。
曰わく、敢て其の次を問う。曰わく、言必ず信、必ず果、硜硜然として小人なるかな。
抑々、以て次と爲すべし。曰わく、今の政に従う者は何如。子曰わく、噫斗箵の人何ぞ算うるに足らんや。

今日も一日がんばります。