知者は楽しみ、仁者は寿し|4月13日のことです。

知者は楽しみ、仁者は寿し

子曰わく、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動き、仁者は静かなり。知者は楽しむ、仁者は寿し。(雍也第六)

しのたまわく、ちしゃはみずをたのしみ、じんしゃはやまをたのしむ。ちしゃはうごき、じんしゃはしずかなり。ちしゃはたのしみ、じんしゃはいのちながし。(ようやだいろく)

【訳】
先師が言われた。
「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は活動的であり、仁者は静寂である。知者は変化を楽しみ、仁者は永遠の中に安住する」

※「知者」は頭脳明晰にして、世に立って物事を正しく判断できるような人。
 「仁者」は天命に安んじて悠々と行動し、教養豊かな成徳の人。

4月13日の論語一日一言です。

”知者と仁者の違い”と論語コンプリートにあります。

どちらの人も良くできた人という感じをうけます。

バランスよく両方あれば最高なんでしょうね。

知者の方が時代に合わせて変化していく能力が高い印象です。

仁者はものの道理を良く理解している人みたいに感じます。

いずれにしても目指すべき人物像なのでしょうね。

今日も一日がんばります。