疏食(そし)を飯(く)らい水を飲み、肘を曲げてこれを枕とす。楽しみ亦其の中(うち)に在り。
飯疏食飲水、曲肘而枕之。楽亦在其中矣。(不義而富且貴、於我如浮雲。)
「粗末な食事をし、水を飲み、腕を枕にしてゴロ寝する。そんな貧乏なくらしをしていても、おのずから楽しみはあるものだ。(不正不義をしてお金持ちなり身分が高くなるのは、わたしにとっては、空に浮かぶ雲のようにはかなく、むなしいものだ)」
最後の二句は”不義にして富み且つ貴きは、我に於ては浮雲の如し”と訓ずる。
富と地位は重要ではあるが、あくまでも正当な手段で得たものでなければならない。現代の政財界でも、反省に値する言葉である。
4月30日、論語一日一言(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
それもそうだと思います。
Stay home(ステイホーム)と言われて出来ない人がどれだけいることか。
今、旅行しようと思ったり遊ぼうと思っている人は不正不義みたいなものかもしれませんね。
休み中は、孔子様を見習って腕を枕に寝てみようと思います。
今日も一日がんばります。