父母在せば、遠く遊ばず
子曰わく、父母在せば、遠く遊ばず。遊ぶこと必ず方あり。(里仁第四)
しのたまわく、ふぼいませば、とおくあそばず。あそぶことかならずほうあり。(りじんだいよん)
【訳】
先師が言われた。
「父母が生きているうちは、あまり遠くへ旅しないほうがよい。やむを得ず旅に出たときは、父母に心配をかけないように心がけることだ」
※方とは方角。行先をはっきり明示すること。
3月5日、論語一日一言、今日の言葉です。
”父母には存在を明らかににし、心配をかけてはならない”と論語コンプリートにあります。
両親が年を取ってくると何があるかわからないということなんでしょうね。
自分の所在地はいつも明確にあっておりますのでそこらへんは心配いらないと思いますが気をつけなければなりませんね。
当り前は当たりではない。
今日も一日がんばります。