為んで厭わず、誨えて倦まず
子曰わく(しのたまわく)、聖と仁との若きは(せいとじんとのごときは)、則ち吾豈敢てせんや(すなわちわれあにあえてせんや)。抑々之を為んで厭わず(そもそもこれをまなんでいとわず)、人を誨えて倦まずとは(ひとをおしえてうまずとは)、則ち謂うべきのみ(すなわちいうべきのみ)。
【訳】
先師が言われた。
「聖人とか仁者とかには、私は及びもつかないことだ。ただ私は、その境地を目指して学び、飽きることはない。また自分の体得したことを通じて人を教えて怠らない。こういうのが私だと言ってもらっても宜しかろう」
論語一日一言、5月13日の言葉です。
”学ぶこと、教えることはあきることがない”と論語コンプリートにあります。
学び続け、人に教え続けた生涯だったんでしょうね。
人に教えるといことが一番の勉強になるのはたしかなことです。
自分の学んだことを人に教えないかぎりはなかなか頭に入ってこないものです。
本を読み人に話す。セミナーにいっても人に話す。
こういうことを続けていくことが大事だとは思います。
今日も一日がんばります。