楽しみも亦其の中に在り
子曰く(しのたまわく)、疏食を喰い水を飲み(そしをくらいみずをのみ)、肘を曲げて之を枕とす(ひじをまげこれをまくらとす)。楽しみも亦其の中に在り(たのしみもまたそのなかにあり)。不義にして富み且つ貴きは(ふぎにしてとみたっときは)、我に於て浮雲を如し(われにおいてふうんのごとし)。(述而第七)
先師が言われた。
「粗末な食べ物を食べ、冷水を飲み、肘を曲げて枕にして寝ているような貧乏生活の中にも楽しみはあるものだ。不義を行って財産を得ても、自分に置いては、浮雲のようなものだ」
論語一日一言、4月30日、今日の言葉です。
”大切なのは自分の思う正しい生き方である”と論語コンプリートにあります。
渋沢栄一は財産を持たなかったといいます。
孔子を実践した人だったのでしょうね。
実業家も後世に名を残す人というのは私利私欲ではない人ですね。
人の役に立ち、さらには次世代の未来将来を考えられる人。
そんな生き方を目指すべきでしょうね。
今日も一日がんばります。