敬に居て簡(かん)を行ない、以て其の民に臨(のぞ)まば、亦可ならずや。(雍也)
(仲弓曰、)居敬而行簡、以臨其民、不亦可乎。
「自分自身には厳しく他人には寛容である、こういう姿勢で人民に臨むなら、それはそれでいいではないですか。(と仲弓はいった)」
この章は前の章のつづきである。仲弓が子桑伯子(しそうはくし)の人物評を求めたところ、孔子は”かれは寛容でよい”と評した。そこで仲弓は、”だが、自分にも他人にも寛容であるのは行き過ぎではないか”と問うたのに対し、孔子は”お前さんのいうとおりだよ”と答えている。子桑伯子は当時の政治家。ルーズな性格だったらしい。
3月31日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
自分に厳しく他人に寛容。
自分に寛容、他人に寛容。
自分に厳しく他人に厳しく。
自分のことは常に考え学んでいれば反省しかないとも言えます。
自分の考えは他人とは違うもの。
価値観は人それぞれですね。
自分のことで言えば、これでいいというこはないものです。
今日も一日がんばります。