政(まつりごと)を為すに徳を以てす。譬(たとえ)えば北辰(ほくしん)の其の所に居て、衆星のこれに共(むか)うが如し。(為政)|1月17日

政(まつりごと)を為すに徳を以てす。譬(たとえ)えば北辰(ほくしん)の其の所に居て、衆星のこれに共(むか)うが如し。(為政)

爲政以徳、譬如北辰居其所、而衆星共之。

「徳を以て政治を行なう。それはちょうど、北極星がまんなかにあって、他のもろもろの星がその方を向いているようなものである」
政治の基本は、法令や規則ではなく、仁徳である。それがあれば人民はみな為政者の徳をしたって、いうことを聞く。
孔子の目標とした政治は、徳治政治である。為政者がまず仁徳を身につけた上でその仁徳でしもじもの民を感化すれば、世の中は自然とうまく治まる、という考え方である。これまた『論語』の基本姿勢ともなっている。

1月17日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

仁徳を磨いていくと自然と人が集まってくる。

この自然なことが大昔からわかっているのに出来ない。

道というのは簡単ではありません。

だから修身(身を修める)ことは一生涯を通し考えて実践していくことなんでしょう。

今日も一日がんばります。