君子道に貴ぶ所の者三
君子道に貴ぶ所の者三(くんしみちにたっとぶところのものみっつ)。容貌を動かして(ようぼうをうごかして)、斯に暴慢に遠ざかり(ここにぼうまんにとおざかり)、顔色を正しくして(がんしょくをただしくして)、斯に信に近づき(ここにしんにちかづき)、辞気を出して斯に鄙倍に遠ざかる(じきをだしてここにひばいにとおざかる)。(泰伯第八)
「およそ為政者の在り方に大事なことが三つあります。立居振舞いは荒っぽくなく、また人を見下したりしないように、顔色を正してまこと心を表すように、言葉に気をつけて俗悪にならないようにすることが大切でございます。」
5月21日、論語一日一言、今日の言葉です。
”為政者への遺言”と論語コンプリートにあります。
容姿、見てくれを小ぎれいすること。身だしなみですね。
小ばかにするような顔つきをしない。
正しい言葉づかいをする。
これが大事だと曾子さんは遺言でいったんでしょうか。
論語物語での曾子さんの心の葛藤は相当なものだったんだと感じました。
自分の死にたいようには死ねないとは思いますが常に死は隣にあることは意識するべきかもしれません。
今日も一日がんばります。