君子は憂えず懼れず
司馬牛、君子を問う。子曰わく、君子は憂えず懼れず。曰わく、憂えず、懼れず、斯れ之を君子と謂うか。(顔淵第十二)
しばぎゅう、くんしをとう。しのたまわく、くんしはうれえずおそれず。のたまわく、うれえず、おそれず、これこれをくんしというか。(がんえんだいじゅうに)
【訳】
司馬牛が君子について尋ねた。
先師が答えられた。
「君子はくよくよと心配せず、びくびくと恐れない」
司馬牛は驚いて尋ねた。
「心配せず、恐れないくらいで君子と言えるのでしょうか」
7月23日、今日の論語一日一言です。
論語コンプリートには”心にやましいことがなくなれば、心配も恐れもなくなる”とあります。
憂えず、懼れず。
心がいつも一定で感情を制御できている状態。
そんな感じなんでしょうね。
人は感情が揺れ動きますから。
何事にも動じないし行動できる人になりたいものです。
今日も一日がんばります。