10月14日、今日の論語一日一言です。
子曰わく、‥‥君子なるかな蘧伯玉、邦に道有れば則ち仕え、邦に道無ければ則ち巻いて之を懐にすべし。(衛霊公第十五)
しのたまわく、…くんしなるかなきょはくぎょく、くににみちあればすなわちつかえ、くににみちなければすなわちまいてこれをふところにすべし。(えいれいこうだいじゅうご)
【訳】
先師が言われた。
「…蘧伯玉は君子だなぁ。国に道が行われているときは出て仕え、国に道が行われてないときは、退いて才能を懐に隠しておくことができる」
国に道というのはどういうことでしょう。
国が正しい政策で政治を行っているのかということでしょうか。
正しい道がいかに大切かということでしょうね。
この文は史魚さんも登場します。
”史魚は実直で、蘧伯玉は君子のようである”と論語コンプリートにあります。
史魚さんは道が行われていないときでも、矢のように直言し行動する。
どんな時でも国仕えて進言する人と去る人。
いろいろなパターンが人間にはありますね。
今日も一日がんばります。