危邦には入らず
子曰わく(しのたまわく)、篤く信じて学を好み(あつくしんじてがくをこのみ)、死を守りて道を善くす(しをまもりてみちをよくす)。危邦には入らず(きほうにはいらず)、乱邦には居らず(らんぽうにはおらず)。天下道有れば則ち見れ(てんかみちあればすなわちあらわれ)、道無ければすなわち隠る(みちなければすなわちかくる)。(泰伯第八)
【訳】先師が言われた。
「篤く道を信じて学問を好み、死力を尽くして道を実践する。道を行われない危ない国には入らない。乱れた国には安閑と居られない。天下に道が行われているときには、事えて才能を発揮する。道が行われていないときには、退いて家に隠れる」
5月30日、今日の論語一日一話です。
死力を尽くす。
そういう気持ちで日々過ごせれば道もおのずと見えてくるのでしょうね。
日本に道が行なわれているかどうかはわかりませんが、日々国を憂いて祈りをささげる人がいる。
それが天皇ということになるんでしょうね。
令和という時代が始まり5年後、10年後どうなるかわかりませんが今の子供たちがそういう役目の人もいるというこには気づいてほしいものです。
今日も一日がんばります。