功言は徳を乱る|10月30日のことです。

10月30日、今日の論語一日一言です。

子曰わく、功言は徳を乱る。小、忍ばざれば、則ち大謀を乱る。(衛霊公第十五)

しのたまわく、こうげんはとくをみだる。しょう、しのばざれば、すなわちだいぼうをみだる。(えいれいこうだいじゅうご)

【訳】
先師が言われた。
「口が上手な者は徳を損ない、小さいことを忍ばなければ、大きな計画をやり損なうことになるものだ」

”小さいことをがまんできなければ、大きな目的は達成できない”と論語コンプリートにあります。

口がうまい人もいますし、小さいこともがまんできない人もいます。

なぜ、孔子様はこのように思ったのでしょうか。

言葉と行動がともなわなければやはり徳はないですし、小さいことにもいちいち目くじら立てて怒っていては大きな目的は達成できないでしょう。

弁の立つ人は世の中にはいるものですがともなっていなければなりませんね。

今日も一日がんばります。