出でては則ち公卿(こうけい)に事(つか)え、入れては則ち父兄に事う。喪の事は敢て勉(つと)めずんばあらず。(子罕)
出則事公卿、入則事父兄、喪事不敢不勉、(不爲酒困、何有於我哉。)
「社会に出ては先輩や上司に仕え、家庭内に在っては父兄に仕える。近所に不幸があればできる限り手助けをし、(酒の上で、でたらめはしない。この程度のことはできるが、それ以外にとりたてていうほどの善行は何もない)」
かっこ内は、”酒の困を為さず、何か我に有らんや”と訓ずる。
この章は、孔子がみずから謙遜していった言葉である。だが、かれのいうこの程度のことでも、きちんと実行できれば大したものである。
”何有於我哉”は前出と同じ会社による。
6月1日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
当たり前のようで当たり前に出来ないことです。
こういうことが出来る人には誰でもなれそうですがなれない。
せめて朝の席では乱れないようにしようと思います。
今日も一日がんばります。