内に自ら訟むる者見ず
子曰わく、已んぬるかな。吾未だ良く其の過ちを見て、内に自ら訟むる者を見ざるなり。(公冶長第五)
しのたまわく、やんぬるかな。われいまだよくそのあやまちをみて、うちにみずからせしむるものみざるなり。(こうやちょうだいご)
【訳】
先師が言われた。
「なんともしようがない世の中だなあ。私は、まだ自分の過ちを認めて、心の底から自分を責める人を見ない」
3月31日、今日の論語一日一言の言葉です。
”自分の過ちに気づき、変える人が多い世の中にしたい”と論語コンプリートにあります。
人のせいにする思考がすでに過ちですね。
しかし、それは自然と湧いてくるものです。
これは自己防衛本能なのでしょうか。
常に自分を見つめなおしそれでいいのかということは問いつづけなければいけませんね。
今日も一日がんばります。