信、義に近ければ、言復(ふく)むべし。恭(きょう)、礼に近ければ、恥辱(ちじょく)に遠ざかる。(學而)
(有子曰)信近於義、言可復也。恭近於禮、遠恥辱也。
「約束は道理にかんっていれば、ことばどおり履行できる。うやうやしくしても礼儀にかなっていれば、卑屈でなくなる。(と有子は語っていた)」
道理に合わない約束をしても、その約束を果たすことはできない。
うやうやしくすることはよいことだが、度が過ぎると卑屈にみえて、かえって恥辱を受けるようになる。やたらペコペコするのは、礼儀にかなったうやうやしさとはいえない。
なにごとにつけても節度だだいじである。
1月13日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。