之を約するに礼を以てせば畔かざるべし|8月6日のことです。

8月6日の今日の論語一日一言です。

子曰わく、博く文を学びて、之を約するに礼を以てせば、亦以て畔かざるべし。

しのたまわく、ひろくぶんをまなびて、これをやくするにれいをもってせば、またもってそむかざるべし。(がんえんだいじゅうに)

伊與田覺先生の解説です。

先師が答えられた。
「広く文物を学んで知見を豊かにするとともに、礼(の実践)で引き締めていけば、その道に背かないであろう」

論語コンプリートには”よく学び、実践し、礼を忘れない”とあります。

本やセミナーなどで学んで、実践する。

実践しなければノウハウコレクターになるばかりで役には立ちませんね。

仁(思いやり)を目に見える形にしたものが礼です。

その礼を忘れずに実践することが正しい道(人生)だとあります。

どんなにたくさん学んでも実践しなければ意味がないでしょうし、それを人に押し付けるような行為は礼のない行動かもしれません。

今日も一日がんばります。