中庸の徳
子曰わく、中庸の徳たるや、其れ至れるかな。民鮮なきこと久し。(雍也第六)
しのたまわく、ちゅうようのとくたるや、それいたれるかな。たみすくなきことひさし。(ようやだいろく)
【訳】
先師が言われた。
「中庸の徳というものは、完全で最高だ。しかし一般の人の間に行われなくなってから久しいなあ」
論語一日一言、4月15日の言葉です。
”本物はバランスがいい”と論語コンプリートにあります。
日本こそが中庸の国ともいいます。
もっとも不思議な国なんでしょうね。
どの国の文化も吸収してうまくバランスよく日本文化にする。
そういう国はあまりないみたいですね。
中国化も朝鮮化もアメリカ化もしない。
受け入れて中和して自分のものする。
令和の時代もそうあってほしいものです。