述べて作らず、信じて古を好む。窃(ひそ)かに我を老彭に比す。(述而)
述而不作、信而好古。窃比我於老彭。
「のべ伝えるだけでは創作しない、古い教えに疑いをはさまず、古人の道を好み求める。そして、そのような自分の姿を心ひそかに昔の老彭になぞらえるのである」
老彭は、殷の賢大夫といわれた。鄭玄の注では、老は老子、彭は彭祖(堯のころ数百歳までいきたとう賢者)となっている。異説が多く、正確なことはわからない。
テキストによっては、”比於我老彭”となり、”我が老彭に比す”と訓むのである。
孔子の基本的な処世態度を示している。
4月21日、論語一日一言(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
古のことを素直に学ぶ。
自分の勝手な解釈でつくったりしない。
たくさん殷王朝や周王朝の歴史を調べた孔子様の言葉で重みがあります。
考えてみると歴史というものは素直に受け入れ学ぶことは大事なことです。
良い時代、悪い時代というもはなくただ歴史は必然のよう流れていくだけのことです。
今の出来事もすぐに過去の出来事です。
何を学び次に生かすのか。
今日も一日がんばります。