賢才を知りて之を挙げん
仲弓、季氏の宰と為りて政を問う。子曰わく、有司を先にし、小過を赦し、賢才を挙げよ。(子路第十三)
ちゅうきゅう、きしさいとなりてまつりごとをとう。しのたまわく、ゆうしをさきにし、しょうかをゆるし、けんさいをあげよ。(しろだいじゅうさん)
仲弓が大夫季氏の宰となって、政治の要道を尋ねた。
先師が答えられた。
「それぞれの係りの役人を先に立てて働かせ、小さな過失は大目に見て、知徳の優れた人物を挙げ用いるがよい」
8月20日、今日の論語一日一言です。
”優秀な人材を登用すれば、未知の逸材も自然と集まる”と論語コンプリートにあります。
小さな過失。
少しの間違いは大目にみることが大切ですね。
自分が出来ないことは我慢できますが、自分の出来ることとなるとなかなか小さい間違いまで目につくものです。
ゆっくり時間をかけて育てる気持ちを持たなければなりません。
まだまだ小さな過失に目がいきます。
今日も一日がんばります。