苗にして秀でざる者あり|6月29日のことです。

苗にして秀でざる者あり

子曰わく、苗にして秀でざる者あり。秀でて実らざる者あり。(子罕第九)

しのたわまわく、なえにしてひいでざるものあり。ひいでてみのらざるものあり。

先師が言われた。
「よい苗が良く成長しても、穂が出ないものがある。穂が出ても、実らないものもあるねえ」
※顔淵の早く亡くなったことを惜しまれたものと思う。

6月29日の今日の論語一日一話です。

論語コンプリートには”成長し続けないと本物になれない”とあります。

顔淵が実らなかったかというと今は違うといえるでしょうね。

これだけ孔子様に慕われて後世に語り継がれる人物はそうはいない。

実ったといえるでしょう。

人は忘れられた時が本当の死とか聞いたことがありますがそういう意味では死んでもいない。

花も咲かせ、身もつけた人生だっとと思います。

生きている時だけがすべてでもない気がしますね。

今日も一日がんばります。