考なるか閔子騫(びんしけん)。人、其の父母昆弟の言を間せず。(先進)
考哉閔子騫。人不間於其父母昆弟之言。
「閔子騫は孝行者だなあ。その父母兄弟たちがかれをほめることばに対して、世間で異議をさしはさむ者は誰一人いない」
孔子が、門弟の閔子騫をほめたことばである。
”昆”とは兄の意。
”間”とはすきまのあること。転じて、そしる、異議をさしはさむこと。
”其の父母昆弟を間するの言あらず”と訓み、「その父母や兄弟をそしるようなことは、誰も言わない」と解釈する学派もある。だが、ここではその説は採用しなかった。
6月28日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
閔子騫さんの人となりを知らないといけませんね。
何年もやっているのにまだまだ知らないことばかりです。
イチから知りたい!論語の本にはこうあります。
親への「考」を実践した有徳者
幼くして母を亡くし、継母に育てられたが、実子を愛し閔子騫には冷たくしていた。父は継母の冷遇に気づき諫めたが、閔子騫はそれをかばったという話がある。孝行者として賞讃された。
とあります。
「単衣順母」
反省ですね。
今日も一日がんばります。