絵の事は素(そ)より後にす。(八佾)
絵事後素。
「絵を画くときには、まず下地をちゃんとすることが大事で、色をつけるのはそのあとのことだ」
”素”とは、絵を画くときの白絹。また、絵の下地として胡粉(こふん)を塗ったもの、という説もある。要するに、色をつける前のもととなるのが素である。
しっかりとした下地(素)がなければ、いい絵はできない。孔子が、ここで絵を画くには下地が大事だと強調したのは、身を飾るよりも心が大事だ、という戒めのためである。
2月6日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
下地が大事というのは孫子の兵法でいう事前の準備、情報戦略とも感じられます。
しっかりとよい下地をつくること。
人は心が大事だということですね。
どんなに見た目た良くても、どんに礼儀正しくても心が大事。
良い下地は簡単にはつくれませんね。
今日も一日がんばります。