盍ぞ爾の志言わざる|3月28日のことです。

顔淵、季路侍す。子曰わく、盍ぞ各々爾の志言わざる。子路曰わく、願わくは車馬衣裘、朋友と共にし、之を敝りても憾むこと無からん。(公冶長第五)

がんえん、きろじす。しのたまわく、なんぞおのおのなんじのこころざしいわざる。しろいわく、ねがわくはしゃばいきょう、ほうゆうとともにし、これをやぶりてもうらむことなからん(こうやちょうだいご)

【訳】
顔淵と季路(子路)が先師のそばに侍っていた。先師が話しかけられた。
「どうだ、めいめい自分の理想を話あってみないかね」
子路が言った。
「立派な馬や車、衣装や毛皮を友と共に使って、破れても惜しいと思わないようにありたいものです」

3月28日の論語一日一言です。

志を言って(言志して)、自分の方向性を明確にしておくと論語コンプリートにあります。

自分の志を人に話していくことが実行につながることが多いのもたしかなことです。

まず、夢や目標を話すことによって自分の意識が変わります。

こうした、ああしたいは常に思うことが大切なことです。

嘘ではないけれでも自分で自分に言い聞かせるためにも発表する機会は必要ですね。

今日も一日がんばります。