暴虎馮河(ぼうこひょうが)、死して悔い無き者は、吾与(とも)にせず。必ずや事に臨みて懼(おそ)れ、謀(はかりごと)を好みて成さん者なり。(述而)
暴虎馮河、死而無悔者、吾不與也、必也臨事而懼、好謀而成者也。
「素手で虎と立ち向かい、歩いて河を渡るような命しらずとは、わたしは一緒にやらないよ。事に当たっては慎重で、周到な策略をめぐらし、その作戦を成し遂げるような人物なら、一緒にいてもいいがね」
孔子が顔回に、「登用されたら積極的につとめるが、認められないときはじっとがまんできるのは、お前とわたしぐらいだろう」と語りかけると、子路が「大軍を進めるときには、誰と一緒にいきますか」と聞いた。その時の答えがこれである。
4月28日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
この命しらずに少なからず憧れるのは男だからでしょうか。
いろいろな状況がありますが一緒にやるなということです。
用意周到な策略というのは孫子とまさしく一緒です。
しっかりと情報収集していかねばなりませんね。
「百戦百勝は善の善なるものあらず。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものあり」
策略というのは味方も敵も傷つけずに勝つ。
そうなると孔子様は一緒に行ってくれるということでしょうね。
今日も一日がんばります。