人は皆兄弟あり
司馬牛、憂えて曰わく、人は皆兄弟あり、我獨り亡し。(顔淵第十二)
しばぎゅう、うれえていわく、ひとはみなきょうだいあり、われひとりなし(がんえんだいじゅうに)
【訳】
司馬牛が浮かぬ顔をして子夏に尋ねた。
「人々に兄弟があるのに私だけいない」
7月25日、今日の論語一日一言です。
”死生は運命であり、富貴は天からの預かり物”と論語コンプリートにあります。
人が生まれれば死ぬことになる。
かならず死ぬ。このことは避けられないことです。
司馬牛さんは兄弟が欲しかったんでしょうね。
人とコミュニケーションをしっかりとり、礼を守る。
そうすると人類皆兄弟となる。
だから嘆く必要もないんでしょうね。
今日も一日がんばります。