先ず其の言を行ない、而る後にこれに従う。(為政)|1月25日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月25日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 先ず其の言を行ない、而る後にこれに従う。(為政) 先行其言、而後従之。 「発言するまえに、まずそれを実行してから、あとでものをいうことだ」 弟子の子貢(しこう)が、君子のとるべき態度について質問したときの、孔子の答えがこ […] 続きを読む
君子は器(き)ならず。(為政)|1月24日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月24日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は器(き)ならず。(為政) 君子不器。 「君子というものは、特定の使いみちだけしかないような人間であってはならない」 器とは、わかりやすくいえば道具である。茶碗も器だし、土瓶も器である。ところが、茶碗は茶碗の用途しか […] 続きを読む
故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、以て師と為すべし。(為政)|1月23日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月23日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、以て師と為すべし。(為政) 温故而知新、可以為師矣。 「古いことをよく勉強して、そこから新しい道を見つけることができる人なら、先生と仰いでもよいだろう」 ”温故知新”の典故であ […] 続きを読む
其の以(な)す所を視(み)、其の由(よ)る所を観(み)、其の安んずる所を察(かく)すれば、人焉んぞ廋さんや。(為政)|1月22日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月22日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 其の以(な)す所を視(み)、其の由(よ)る所を観(み)、其の安んずる所を察(かく)すれば、人焉んぞ廋さんや。(為政) 視其所以。觀其所由。察其所安。人焉廋哉。(人焉廋哉。) 「その人間のじっさいの行動を観察し、その行動の […] 続きを読む
犬馬に至るまで皆能(よ)く養うこと有り。敬せずんば何を以て別たん。(為政)|1月21日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月21日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 犬馬に至るまで皆能(よ)く養うこと有り。敬せずんば何を以て別たん。(為政) (今之考者、是謂能養。)至於犬馬皆能有養。不敬何以別。 「(現在では、物質的な面で親に不自由させないことが親孝行だとしているようだが、)それだけ […] 続きを読む
父母は唯(た)だ其の疾(やまい)をこれ憂(うれ)う。(為政)|1月20日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月20日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 父母は唯(た)だ其の疾(やまい)をこれ憂(うれ)う。(為政) 父母唯其疾之憂。 「親にとっては、子どもの病気がなによりも気がかりなものだ」 孟武伯(もうぶはく)が孝行について尋ねたのに対して、孔子が答えたものである。 世 […] 続きを読む
十有五(じゅゆうご)にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。(為政)|1月19日 更新日:2020年1月27日 公開日:2020年1月19日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 十有五(じゅゆうご)にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。(為政) (吾)十有五而志乎学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命。 「(わたしは、)十五歳のとき学問に志した。三十歳のとき自立 […] 続きを読む
これを道びくに徳を以てし、これを斉(ととの)うるに礼を以てすれば、恥ありて且格(かつただ)し。(為政)|1月18日 公開日:2020年1月18日 日々是好日(にちにちこれこうにち) これを道びくに徳を以てし、これを斉(ととの)うるに礼を以てすれば、恥ありて且格(かつただ)し。(為政) 道之以徳、斉之以禮、有恥且格。 「仁徳で人民を指導し、礼儀作法で人民をコントロールしていくなら、かれらもおのずから恥 […] 続きを読む
政(まつりごと)を為すに徳を以てす。譬(たとえ)えば北辰(ほくしん)の其の所に居て、衆星のこれに共(むか)うが如し。(為政)|1月17日 更新日:2020年1月18日 公開日:2020年1月17日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 政(まつりごと)を為すに徳を以てす。譬(たとえ)えば北辰(ほくしん)の其の所に居て、衆星のこれに共(むか)うが如し。(為政) 爲政以徳、譬如北辰居其所、而衆星共之。 「徳を以て政治を行なう。それはちょうど、北極星がまんな […] 続きを読む
人の己(おのれ)を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患(うれ)う。(学而)|1月16日 公開日:2020年1月16日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 人の己(おのれ)を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患(うれ)う。(学而) 不患人之不己知、患不知人也。 「人から認めてもたえないと気にする必要はない。むしろ、他人の真価に気がつかないのを心配したほうがよい」 他人 […] 続きを読む