上に居て寛(かん)ならず、礼を為して敬せず、喪に臨(のぞ)みて哀しまず。|2月14日 公開日:2020年2月14日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 上に居て寛(かん)ならず、礼を為して敬せず、喪に臨(のぞ)みて哀しまず。 居上不寛、為礼不敬、臨喪不哀、(吾何以観之哉。) 「人の上に立ちながら寛容さに欠けており、儀礼を行ないながら敬虔(けいけん)さを失っており、弔いに […] 続きを読む
天 将に夫子を以て木鐸(ぼくたく)と為さんとす。(八佾)|2月13日 公開日:2020年2月13日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 天 将に夫子を以て木鐸(ぼくたく)と為さんとす。(八佾) 天将以夫子為木鐸。 「天は先生を社会の指導者にしようとしているのであります。」 孔子の一行が衛の国境にある儀(ぎ)という町に宿泊したとき、その土地の役人が面会を申 […] 続きを読む
成事は説かず、遂事(すいじ)は諫(いさ)めず、既往(きおう)は咎(とが)めず。(八佾)|2月12日 更新日:2020年2月13日 公開日:2020年2月12日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 成事は説かず、遂事(すいじ)は諫(いさ)めず、既往(きおう)は咎(とが)めず。(八佾) 成事不説、遂事不諌、既徃不咎。 「できたことは言うまい、したことは諫めまい、過去はとがめまい」 魯の君主、哀公が、孔子の門人の宰我( […] 続きを読む
君は臣を使うに礼を以てし、臣は君を事うるに忠を以てす。(八佾)|2月11日 公開日:2020年2月11日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君は臣を使うに礼を以てし、臣は君を事うるに忠を以てす。(八佾) 君使臣以礼。臣事君以忠。 「主君は臣下を使うには礼を以てするべきだし、臣下は主君に真を以て仕えるべきである」 魯の国の君主、定公(ていこう)が、 「主君が臣 […] 続きを読む
君に事えて礼を尽くせば、人以て諂えりと為す。(八佾)|2月10日 更新日:2020年2月11日 公開日:2020年2月10日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君に事えて礼を尽くせば、人以て諂えりと為す。(八佾) 事君盡禮、人以爲諂也。 「礼を尽くして主君にお仕えすると、世間の人たちは、そういうわたしをへつらっているのだという」 主君や上司に仕えるとき、ことばづかいを丁寧にし、 […] 続きを読む
賜(し)や、女(なんじ)は其の羊を愛(おし)む。我は其の礼を愛む。(八佾)|2月9日 更新日:2020年2月11日 公開日:2020年2月9日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 賜(し)や、女(なんじ)は其の羊を愛(おし)む。我は其の礼を愛む。(八佾) (子貢欲去告朔之餼羊。子曰、)賜也。女愛其羊。我愛其禮。 「賜(子貢の名)よ、お前はその羊を惜しがっているが、わたしは礼の廃されるのを惜しむのだ […] 続きを読む
然(し)らず。罪を天に獲(う)れば、禱る所無きなり。(八佾)|2月8日 更新日:2020年2月11日 公開日:2020年2月8日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 然(し)らず。罪を天に獲(う)れば、禱る所無きなり。(八佾) 不然、獲罪於天、無所祷也。 「そうではない。こびへつらってご機嫌をとり結ぶなどということをすれば、天罰をうけるであろう。そうなれば、祈ったところでムダである」 […] 続きを読む
祭ることを在(いま)すが如くす。神を祭ること神在(いま)すが如くす。(八佾)|2月7日 更新日:2020年2月9日 公開日:2020年2月7日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 祭ることを在(いま)すが如くす。神を祭ること神在(いま)すが如くす。(八佾) 祭如在、祭神如神在。 「神様を祭る場合には、そこに神様がおいでになるような敬虔(けいけん)な気持ちで祭ることである」 ”祭如在(祭ることを在す […] 続きを読む
絵の事は素(そ)より後にす。(八佾)|2月6日 更新日:2020年2月9日 公開日:2020年2月6日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 絵の事は素(そ)より後にす。(八佾) 絵事後素。 「絵を画くときには、まず下地をちゃんとすることが大事で、色をつけるのはそのあとのことだ」 ”素”とは、絵を画くときの白絹。また、絵の下地として胡粉(こふん)を塗ったもの、 […] 続きを読む
君子は争う所なし。必ずや射(しゃ)か。(八佾)|2月5日 更新日:2020年2月9日 公開日:2020年2月5日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は争う所なし。必ずや射(しゃ)か。(八佾) 君子無所争、必也射乎。 「君子は、何事につけ、人と争わないものだ。争うことがあるとすれば、弓の競技だけだろう」 弓の競技について、孔子はこういっている。 「揖譲(ゆうじょう […] 続きを読む