君に侍食(じしょく)するに、君祭れば先ず飯(はん)す。
侍食於君、君祭先飯。
「主君と一緒に食事をするとき、主君が料理の一部をとって祭られると、孔子は先に食べ、主君のために毒見した」
この章は、魯の君主に対して、孔子が恭しい態度をとったことを描写している。
これ以外に、君主より食物を下賜されたときの作法、病気で君主の見舞いを受けたときの礼儀と作法、名主から緊急に出頭命令を受けたときの対応など、T・P・Oに応じて細かい心づかいをしている。これをみると、孔子は、魯の君主に対しては恭順の姿勢でいたようだ。
6月22日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
こういう様子からも常に君主に対しては気を遣って敬っていたと感じます。
そういう態度が弟子たちから見てもいろいろなことを感じさせたのでしょうね。
目上の人との接し方、普段からの振る舞い。
学ぶことが多かったと感じます。
今日も一日がんばります。