怨みを匿して其の人を友とするは、左丘(さきゅう)明(めい)これを恥ず。丘も亦これを恥ず。(公冶長)
匿怨而友其人、左丘明恥之。丘亦恥之。
「腹の中では怨みに思っていながら、うわべだけ飾って友だちづきあいするのを、左丘明は恥とした。わたくしもやはり、そんな態度は恥ずべきことだと思う」
この前にこんな句がある。
「巧言・令色・足恭(すうきょう)なるは、左丘明これを恥ず。丘も亦これを恥ず」
お世辞、へつらい、バカ丁寧な物腰を左丘明は恥とした。わたくしもやはり恥とする、という意味。”丘”は孔子の名。”左丘明”はよくわからない。たぶん、孔子の先輩だったのだろう。
3月26日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
春も近づいてきているの新型コロナウィルスは終息の気配すら見せませんね。
腹の中でいちもつを持つ。
そんなことは誰でもあるとは思いますがどうなんでしょう。
恥だと思える自分でいることが大事なことかもしれません。
論語コンプリートにこうあります。
”内心と違う人との接し方はすべきではない”
外と内が違う人間になってはいけないんでしょうね。
今日も一日がんばります。