能く礼譲を以て国を為(おさ)めんか、何か有(あ)らん。能く礼譲を以て国を為めずんば、礼を如何せん。(里仁)
能以礼譲於為国乎、何有。不能以礼譲為国。如礼何。
「譲り合う心で国を治めることができたなら、何の困難があろうか!譲り合う心で国を治めることができないのなら、礼儀作法がきちんと整っていても、なんのメリットもない」
”礼譲”とはゆずり合う気持ちである。
政治を行なうのに、いちばん大切なは、「相手の立場を尊重し、小さなことは譲り合い、ときには妥協する」
という気持ちである。唯我独尊で自分がなんでもいちばん正しいと思えば、形の上ではいくら整っていても、政治はうまくいかないのだ。
2月27日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
こんばんは。
今の日本の状態はどうなのでしょうかね~。
譲り合う気持ちがあるのでしょうか。
便乗的に抱き合わせでマスクを売ったりしている人もいるし、風評被害相当なものになっている。
譲り合いの気持ちが、相手を尊重する気持ちがという部分がかけているようにも思います。
出来ることをするしかないとは思いますが早くこの状態が終わることを祈ります。
明日も一日がんばります。