曾子曰く、吾日に吾が身を三省す。（学而）
曾子曰、吾日三省吾身。
「わたくしには、一日に何回もじぶんの行ったことについて反省する、曾子は語った」
曾子は孔子の高弟、姓は曾、名は参（しん）、師より四十六歳年少で俊才で、誠実な人柄だった。
反省の内容は次の三つである。
〇人のために真心を尽くしたか。
〇友と交際するのに嘘をつかなかったか。
〇知ったかぶりでごまかしを教えなかったか。
ちなみに”三省堂”の名はここから引用したものである。『伝習録』という陽明学の本のタイトルもここからとっている。
1月6日、論語一日一話（松本一男）の言葉です。
おはようございます。
当たり前のことをするのは実際とても難しいものです。
毎日の反省点も難しいものではないんです。
しかし、昨日真心を尽くしたかといわれるといいとも悪いともいえない。
だから毎日自分に問いかけることが大事なんでしょうね。
今日も一日がんばります。
