終身行うべき者
子貢問うて曰わく、一言にして以て身を終うるまで之を行うべき者有りや。子曰わく、其れ恕か。(衛霊公第十五)
しこうとうていわく、いちげんにしてもってみをおうるまでこれをおこなうべきものありや。しのたまわく、それじょか。(えいれいこうだいじゅうご)
【訳】
子貢が尋ねた。
「一言で生涯行っていくべき大切なことがありましょうか」
先師が答えられた。
「それは恕かなあ」
10月28日、今日の論語一日一言です
”他人の心を自分の心のように推しはかって気を遣え”と論語コンプリートにあります。
生涯行っていくことは思いやり。
はっきり言いきっていますね。
他人から受けたくないと自分が思うことを他人にもはしない。
心の変化はだいたい人間関係からくるものです。
他人は変わりません。自分を変えることですね。
今日も一日がんばります。