仁の方
子曰わく、‥‥仁者は、己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す。能く近く譬を取る。仁の方と謂うべきのみ。(雍也第六)
しのたまわく、…じんしゃは、おのれたたんとほっしてひとをたて、おのれたっせんとほっしてひとをたっす。よくちかくたとえをとる。じんのみちというべきのみ。(ようやだいろく)
【訳】
先師が言われた。
「‥‥仁者は、自分が立とうと思えば先に人を立て、自分がのびようと思えば先に人をのばすように、日常生活において行う。これが仁を実践する手近な方法だ」
4月16日の論語一日一言の言葉です。
”仁とは自分が望むことを自分のわまりの人にさせることである”と論語コンプリートにあります。
人を立てる。普段できてるでしょうか。
自分が自分がとやっているかもしれません。
自分がこうしたいなと思うことを人にさせる。
なかなか難しい。
どうしても自分中心に物事を考えがちです。
葛藤は続くのでしょうね。
今日も一日がんばります。