君子は文質彬彬|4月7日のことです。

君子は文質彬彬

子曰わく、質、文に勝てば則ち野。文、質に勝てば則ち史。文質彬彬として、然る後に君子なり。(雍也第六)

しのたまわく、しつ、ぶんにかてばすなわちや。ぶん、しつにかてばすなわちし。ぶんしつひんびんとして、しかるのちくんしなり。(ようやだいろく)

【訳】
先師が言われた。
「質が文に勝てば野人肌である。文が質に勝てば記録係のようだ。文と質とがうまく均整がとれてこそ君子と言える」

4月7日、論語一日一言の言葉でした。

”外見・見かけのよさと中身・実質を兼ね備えたい”と論語コンプリートにあります。

中身(内容・本音)と外見(形式・建て前)のバランスがとても大切なんだということですね。

中身ばかりだと俺が俺がになり、外見ばかりだとロボットのよう。

すべては中庸。

このバランスのとれた状態というのは実に難しいものです。

今日も一日がんばります。