知者は仁を利す|2月16日のことです。

知者は仁を利す

子曰わく、不仁者は以て久しく約に処るべからず。以て長く楽に処るべからず。仁者は仁に安んじ、知者は仁を利す。(里仁第四)

しのたまわく、ふじんしゃはもってひさしくやくにおるべからず。もってながくらくにおるべからず。じんしゃはじんにやすんじ、ちしゃはじんをりす。(りじんだいよん)

【訳】
先師が言われた。
「不仁の者は長く逆境におることはできない。また長く平安な生活をも続けることができない。仁者は安んじて仁を実践し、知者は仁の価値を知って仁を実践する」
※仁の道に生きることに安心を得ているのが仁者。知者は自分の利益があるから行う。

2月16日、今日の論語一日一言です。

”順境も逆境も、どっしり構えて自分の道を進む”と論語コンプリートにあります。

不二の者、もしくは何も考えていない者。通常はそうなのかもしれません。

仁を実践しようともしない人は貧乏であれば犯罪をおこし、富を得れば堕落する。

気づかなければいけないことがありますね。

時間は有限です。道の実践はどこからでもできますね。

今日も一日がんばります。