吾十有五にして学に志す
子曰わく、吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。(為政第二)
しのたまわく、われじゅうゆうごにしてがくにこころざし、さんじゅうにしてたち、よんじゅうにしてまどわず、ごじゅうにしててんめいをしり、ろくじゅうにしてみみしたがい、しちじゅうにしてこころのほっするところしたがえども、のりをこえず。(いせいだいに)
【訳】
先師が言われた。
「私は十五の年に聖賢の学に志し、三十になって一つの信念を以て世に立った。しかし世の中は意のままには動かず、迷い迷ったが、四十になって物の道理がわかるにつれ迷わなくなった。五十になるに及び、自分が天の動きによって生まれ、また何ものにも代えられない尊い使命を授けられていることを悟った。六十になって、人の言葉や天の声が素直に聞けるようになった。そうして七十を過ぎる頃から自分の思いのままに行動しても、決して道を踏み外すことがなくなった」
※孔子は生涯自己自身を向上するため努力を怠らなかった人である。この章は彼の一生を類推するうえで貴重である。
1月23日、今日の論語一日一言です。
”四十歳ごろまでに生き方の迷いを去りたい”と論語コンプリートにあります。
生涯の学ぶということが大事なことですね。
それは日常のことでもいいんだと思います。
除雪にしても掃除にしてもやり方ひとつで効率的になる。
ただやっていればいいというのは問題ですね。
仕事は特にそうなんだと思います。
働き方をかえる努力をしなければ生き残るは難しいとも感じます。
まずは自分からですね。
今日も一日がんばります。