益者三友、損者三友|11月13日のことです。

益者三友、損者三友

孔子曰わく、益者三友、損者三友、直きと友とし、諒を友とし、多聞を友とするは益なり。便辟を友とし、善柔を友とし、便佞を友とするは、損なり。(李氏第十六)

こうしのたまわく、えきしゃさんゆう、そんしゃさんゆう、なおきをともとし、まことをともとし、たぶんをともとするはえきなり。べんぺきをともとし、ぜんゆうをともとし、べんねいをともとするは、そんなり。(りしだいじゅろく)

【訳】
先師が言われた。
「交わって益する友に三種類ある。素直で正直な人を友とし、誠実な人を友とし、知識豊かな人を友とするのが益である。体裁ぶる人を友とし、人あたりがよくて誠実でない人を友とし、口先ばかりで調子のよい人を友するのは損だ」

11月13日、今日の論語一日一言です。

”友とすべき者しっかりと選ぶ”と論語コンプリートにあります。

信頼できる友は選ぶべきだと思います。

古き友だから信頼できるわけではありませんね。

自分が損者でないかは考えることが必要ですね。

体裁ばかり気にして口先ばかりで調子のよいことをいい、誠実でない。

今日も一日がんばります。