忠信篤敬①
子曰わく、言忠信、行篤敬なれば、蠻貊の邦と雖も行われん。言忠信ならず、行篤敬ならざれば、州里と雖行なわれにや。(衛霊公第十五)
しのたまわく、げんちゅうしん、おこないとっけいなれば、ばんぱくのくにといえどもおこなわれん。げんちゅうしんならず、おこないとっけいならざれば、しゅうりといえどもおこなわれんや。(えいれいこうだいじゅご)
【訳】
先師が言われた。
「言葉にまごころがこもり、行いがねんごろであれば、未開の外国でも行なわれるであろうが、言葉にまごころがこもらず、行いがねんごろでなければ、身近な町や村でも行われないであろう」
10月12日、今日の論語一日一言です。
”誠実な言葉とまじめな行いによって思い通りになる”と論語コンプリートにあります。
言忠信、行篤敬。
誠実な言葉、行いがまじめ。
そんな人は誰から見ても素晴らしい人です。
目指したい人物像であり、理想ですね。
万国共通で信用を置ける人ということになりますね。
誠実な心を保つ努力をしなければなりませんね。
今日も一日がんばります。