我を用うる者有らば
子曰わく、苟くも我を用うる者有らば期月のみにして可ならん。三年にして成すこと有らん。(子路第十三)
しのたまわく、いやしくもわれをもちうるものあらばきげつのみにしてかならん。さんねんにしてなすことあらん。(しろだいじゅうさん)
【訳】
先師が言われた。
「もしも私を用いて政治をまかせるものがあれば、一年だけでもある程度は成果を挙げるだろう。三年もすれば立派に目標を達成するであろう」
8月26日の今日の論語一日一言です。
”政治をやらせてもらえれば結果をだしてみせるとういう意欲を持つ”と論語コンプリートにあります。
力強い言葉です。
しっかりとした決意表明です。
しかし、用いられない苦悩というのも見えます。
今の状況から三年後、五年後の目標を立てる。
筋の通った目標が大事です。
そうでなければ目標との差異が大きすぎてしまったり、そもそも違うということになるんでしょうね。
孔子様ですら苦労したんですから普通の人が苦労しないわけもない。
今日も一日がんばります。