爾の知る所を挙げよ
曰わく、爾の知る所を挙げよ。爾の知らざる所、人其れ諸を舎てんや。(子路第十三)
のたまわく、なんじのしるところをあげよ。なんじのしらざるところ、ひとそれこれすてんや。(しろだいじゅうさん)
【訳】
先師が答えられた人物を挙げよ。
「まずお前の知っている人を挙げよ。そうすれば、お前の知らない人物は、人が捨ててはおかず、必ず推薦してくれるようになるよ」
8月21日、今日の論語一日一言です。
”優秀な人材を登用すれば、未知の逸材も自然と集まる”と論語コンプリートにあります。
人材というのはとても難しいものです。
自分が判断できる立場でいて、登用しても迷いや葛藤はあります。
問題は自分の任命責任をさておいて育成を怠ることかもしれません。
”だろう”が一番の問題ですね。
そう簡単には伝わりません。
丁寧が大事ですね。
みんなで働けるということに感謝して今日も一日がんばります。