憤せずんば啓せず|4月24日のことです。

憤せずんば啓せず

子曰く、憤せずんば啓せず。悱せずんば発せず。一隅を挙げて三隅を以て反らざれば、則ち復せざるなり。(徐而第七)

(しのたまわく、ふんせずんばけいせず。ひせずんばはっせず。いちぐうをあげてさんぐうをもってかえらざれば、すなわちまたせざるなり。)

【訳】
先師が言われた。
「自分で理解に苦しんで歯がみするほどにならなければ、解決の糸口をつけてやらない。言おうとして言えず、口を歪めるほどでなければ、その手引きをしてやらない。一隅をしめして他の三隅を自分で研究するようでなければ、二度と繰り返して教えない。」

4月24日、今日の論語一日一言です。

”やる気のない者を教えることはできない”と論語コンプリートにあります。

理解とは自分が納得している状態だと感じますが、人というのは複雑で難しい問題でもあります。

口でうまく言えないこともあります。

しかし、今理解できなくても時間がたって理解できるようなこともあります。

なんだか、調和をとっていくことの難しさを感じますね。

今日も一日がんばります。