子、子賤を謂う、君子なるかな、若き人。魯に君子者無くんば、斯れ焉くにか斯取らん。(公治長第五)
し、しせんをいう、くんしなるかな、かくのごときひと。ろにくんししゃなくんば、いずくにかこれをとらん。(こうやちょうだいご)
【訳】
先師が子賤を批評して言われた。
「こういう人が本当の君子だねえ。魯のどこかに成徳の立派な人物がいなければ、どうしてこのような立派な人物となり得たであろうか」
※子賤は字。姓は宓(ふく)、名は不斉。孔子の門人。
3月12日、論語一日一言、今日の言葉です。
”人はよき師よき友を得ることで成長できる”と論語コンプリートにあります。
孔子様より49歳年下の子賤を君子だといっていますね。
手本となる立派な人が魯の国にはいたんでしょうね。
実際、よき友、よき師がいなければ成長できないことはあると思います。
一人でがんばっても限界がありますし、片寄ってわがままになりますね。
よき人を見て成長したいものですね。
今日も一日がんばります。