質、文に勝てば則ち野、文、質に勝てば則ち史。文質彬彬として、然る後に君子なり。(雍也)|4月10日 公開日:2020年4月10日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 質、文に勝てば則ち野、文、質に勝てば則ち史。文質彬彬として、然る後に君子なり。(雍也) 質勝文則野、文勝質則史。文質彬彬、然後君子。 「内面の質朴さがうわべの飾りのまさっていれば、粗野になる。逆にうわべの飾りが内面的な質 […] 続きを読む
其の馬を策(むちう)ちて曰く、敢(あえ)て後れたる非ざるなり、馬進まざるなり。(雍也)|4月9日 公開日:2020年4月9日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 其の馬を策(むちう)ちて曰く、敢(あえ)て後れたる非ざるなり、馬進まざるなり。(雍也) 策其馬曰、非敢後也、馬不進也。 「その馬に一鞭くれて、”ことさらに後れてしんがりをつとめたわけではない。馬が走らなかったのだ”といっ […] 続きを読む
澹台滅明(たんだいめつめい)なる者有り。行くに径(こみち)に由らず。公事に非ざれば、未だ嘗て偃の室に至らざるなり。|4月8日 公開日:2020年4月8日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 澹台滅明(たんだいめつめい)なる者有り。行くに径(こみち)に由らず。公事に非ざれば、未だ嘗て偃の室に至らざるなり。 有澹臺滅明者,行不由徑。非公事,未嘗至於偃之室也。 「澹台滅明(たんだいめつめい)という者がいます。この […] 続きを読む
女(なんじ)、君子の儒と為れ。小人(しょうじん)の儒と為ること無かれ。(雍也)|4月7日 公開日:2020年4月7日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 女(なんじ)、君子の儒と為れ。小人(しょうじん)の儒と為ること無かれ。(雍也) 女為君子儒、無為小人儒。 「お前さんは、学者となるからには君子タイプの学者になりなさい。小人タイプの学者になってはいけません」通説では、君子 […] 続きを読む
力足らざる者は、中道にして廃す。今女(なんじ)は画(かぎ)れり。(雍也)|4月6日 公開日:2020年4月6日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 力足らざる者は、中道にして廃す。今女(なんじ)は画(かぎ)れり。(雍也) 力不足者、中道而廃。今女画。 「本当に力が足りなければ、途中まで行ってギブアップするはずだ。今、お前さんは、やってもしないで、自分に見切りをつけて […] 続きを読む
賢なるかな回や。一箪(いったん)の食、一瓢(いっびょう)の飲、陋巷(ろうこう)に在り。人は其の憂いに堪えず。(雍也)|4月5日 公開日:2020年4月5日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 賢なるかな回や。一箪(いったん)の食、一瓢(いっびょう)の飲、陋巷に在り。人は其の憂いに堪えず。(雍也) 賢哉回也。一箪食、一瓢飲、在陋巷。人不揕其憂。(回也不甲改其楽。賢哉回也。) 「偉いもんだね。顔回は、食べるものと […] 続きを読む
亡びなん。命(めい)なるかな。 斯の人にして斯の疾(やまい)有るや。斯の人にして斯の疾(やまい)有るや。(雍也)|4月4日 公開日:2020年4月4日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 亡びなん。命(めい)なるかな。斯の人にして斯の疾(やまい)有るや。斯の人にして斯の疾(やまい)有るや。(雍也) 亡之。命矣夫。斯人也而有斯疾也。斯人也而有斯疾也。 「もう助かるまい。これも天命というものだ。こんなりっぱな […] 続きを読む
犁牛(りぎゅう)の子騂(あか)くして且(かつ)角(つの)あらば、用うること勿からんと欲すと雖も、山川(さんせん)其れ諸(これ)を舎てんや。(雍也)|4月3日 公開日:2020年4月3日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 犁牛(りぎゅう)の子騂(あか)くして且(かつ)角(つの)あらば、用うること勿からんと欲すと雖も、山川(さんせん)其れ諸(これ)を舎てんや。(雍也) 犁牛之子、騂且角、雖欲勿用、山川其舎諸。 「まだら牛の子でも、毛が赤くて […] 続きを読む
君子は急なるを周(あまね)くして富めるに継がず。(雍也)|4月2日 公開日:2020年4月2日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は急なるを周(あまね)くして富めるに継がず。(雍也) 君子周急不継富。 「君子というものは、困っている人間は徹底的に助けるが、金持ちをさらに富ますようなことはしないものだ」子華(しか)という弟子が、師の用で斉(せい) […] 続きを読む
学を好めり。怒りを遷(うつ)さず。過ちを弐(ふたた)びせず。不幸、短命にして死せり。(雍也)|4月1日 公開日:2020年4月1日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 学を好めり。怒りを遷(うつ)さず。過ちを弐(ふたた)びせず。不幸、短命にして死せり。(雍也) (有顔回者。)好学、不遷怒。不弐過。 不幸短命死矣。(今也則亡。未聞好学者也。) 「(顔回という者がいました)この者は学問好き […] 続きを読む