疏食(そし)を飯(く)らい水を飲み、肘を曲げてこれを枕とす。楽しみ亦其の中(うち)に在り。|4月30日 公開日:2020年4月30日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 疏食(そし)を飯(く)らい水を飲み、肘を曲げてこれを枕とす。楽しみ亦其の中(うち)に在り。 飯疏食飲水、曲肘而枕之。楽亦在其中矣。(不義而富且貴、於我如浮雲。) 「粗末な食事をし、水を飲み、腕を枕にしてゴロ寝する。そんな […] 続きを読む
富にして求む可(べ)くんば、執鞭(しつべん)の士と雖も、吾も亦これを為さん。如(も)し求む可からずんば、(述而)|4月29日 公開日:2020年4月29日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 富にして求む可(べ)くんば、執鞭(しつべん)の士と雖も、吾も亦これを為さん。如(も)し求む可からずんば、(述而) 富而可求也、雖執鞭之士、吾亦為之。如不可求、(従吾近好。) 「富というものが追求に値するほどの値打ちのある […] 続きを読む
暴虎馮河(ぼうこひょうが)、死して悔い無き者は、吾与(とも)にせず。必ずや事に臨みて懼(おそ)れ、謀(はかりごと)を好みて成さん者なり。(述而) 公開日:2020年4月28日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 暴虎馮河(ぼうこひょうが)、死して悔い無き者は、吾与(とも)にせず。必ずや事に臨みて懼(おそ)れ、謀(はかりごと)を好みて成さん者なり。(述而) 暴虎馮河、死而無悔者、吾不與也、必也臨事而懼、好謀而成者也。 「素手で虎と […] 続きを読む
憤(ふん)せずんば啓せず。悱(ひ)せずんば発せず。一隅を挙げて三隅を以て反せずんば、則ち復せざるなり。(述而)|4月27日 公開日:2020年4月27日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 憤(ふん)せずんば啓せず。悱(ひ)せずんば発せず。一隅を挙げて三隅を以て反せずんば、則ち復せざるなり。(述而) 不憤不啓。不悱不発。学一隅不以三隅反、則不復也。 「勉強の情熱に燃えているのでなければ、指導はしない。頭では […] 続きを読む
束脩(そくしゅう)を行なうより以上は、吾未だ嘗て誨うること無くんばあらず。(述而)|4月26日 公開日:2020年4月26日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 束脩(そくしゅう)を行なうより以上は、吾未だ嘗て誨うること無くんばあらず。(述而) 自行束脩以上、吾未嘗無誨為。 「束脩を備えて教えを求めてきた以上は、どんな相手でも、私はいまだかつて教えなかったことはなかった」”束脩” […] 続きを読む
甚だしきかな、吾が衰えたるや。久しいかな、吾復た夢に周公を見ず。(述而)|4月25日 公開日:2020年4月25日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 甚だしきかな、吾が衰えたるや。久しいかな、吾復た夢に周公を見ず。(述而) 甚矣、吾衰也。久矣、吾不復夢見周公。 「わたしもすっかり気力が衰えてしまったものだ。ずいぶん長い間たったよ、周公の夢を見なくなってから」体力、気力 […] 続きを読む
子の燕居、申々(しんしん)如たり、夭々(ようよう)如たり。(述而)|4月24日 公開日:2020年4月24日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子の燕居、申々(しんしん)如たり、夭々(ようよう)如たり。(述而) 子之燕居、申申如也、夭夭如也。 「孔子が自宅でくつろいでおられたときは、まことのびのびとしていて、にこやかに楽しそうであった」”燕居”とは、朝廷から帰っ […] 続きを読む
徳に修まらざる、学の講ぜざる、義を聞きて徙(うつ)る能わざる、不善改むる能わざる、(述而)|4月23日 公開日:2020年4月23日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 徳に修まらざる、学の講ぜざる、義を聞きて徙(うつ)る能わざる、不善改むる能わざる、(述而) 徳之不修、学之不講、聞義不能徙、不善不能改、(是吾憂也。) 「仁徳を身につけない、学問を怠る、正しい道を聞きながら実行しない、悪 […] 続きを読む
黙してこれを識(しる)し、学びて厭(いと)わず、人を誨(おし)えて倦(う)まず。何か我に有らんや。(述而)|4月22日 公開日:2020年4月22日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 黙してこれを識(しる)し、学びて厭(いと)わず、人を誨(おし)えて倦(う)まず。何か我に有らんや。(述而) 黙而識之、学而不厭、誨人不倦。何有於我哉。 「黙って認識を深め、学問にはげんで飽きることがなく、人を教えて疲れる […] 続きを読む
述べて作らず、信じて古を好む。窃(ひそ)かに我を老彭に比す。(述而)|4月21日 公開日:2020年4月21日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 述べて作らず、信じて古を好む。窃(ひそ)かに我を老彭に比す。(述而) 述而不作、信而好古。窃比我於老彭。 「のべ伝えるだけでは創作しない、古い教えに疑いをはさまず、古人の道を好み求める。そして、そのような自分の姿を心ひそ […] 続きを読む