年別: 2019年
吾十有五にして学に志す 子曰わく、吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。(為政第二) しのたまわく、われじゅうゆう […]
政を為すに徳を以てす 子曰わく、政を為すに徳を以てすれば、譬えば北辰其の所に居りて、衆星之に共うが如し。(為政第二) しのたまわく、まつりごとをなすにとくをもってすれば、たとえばほくしんそのところにおりて、しゅうせいこれ […]
人の己を知らざるを患えず 子曰わく、人の己を知らざるを患えず、人の知らざるを患うるなり。(学而第一) しのたまわく、ひとのおのれをしらざるをうれえず、ひとのしらざるをうれうるなり。(がくじだいいち) 【訳】 先師が言われ […]
君子は食飽くを求むること無し 子曰わく、君子は食飽くを求むること無く、居安きを求むること無し。事に敏して言を慎み、有道に就きて正す。学を好むと謂うべきのみ。(学而第一) しのたまわく、くんしはしょくあくをもとむることなく […]
諸に往を告げて来を知る 子曰わく、賜や、始めて與に詩を言うべきのみ。諸に往を告げて来を知る者なり。(学而第一) しいわく、しや、はじめてともにしをいうべきのみ。これにおうをつげてらいをしるものなり。(がくじだいいち) 【 […]
琢するが如く磨するが如し 子貢曰わく、詩に云う、切するが如く磋するが如く、琢するが如く磨するが如しと。其れ斯を之れ謂うのか。(学而第一) しこういわく、しにいう、せっするがごとくさするがごとく、たくするがごとくまするがご […]
富みて礼を好む 子曰わく、可なり。未だ貧しくて道を楽しみ、富みて礼を好む者には若かざるなり。(学而第一) しのたまわく、かなり。いまだまずしくしてみちをたのしみ、とみてれいをこのむものにはしかざるなり。(がくじだいいち) […]
富みて驕ること無き 子貢曰わく、貧しくて諂うこと無く、富みて驕ること無きは何如。(学而第一) しこういわく、まずしくてへつらうことなく、とみておごることなきはいかん(がくじだいいち) 【訳】 子貢が尋ねた。 「貧しくても […]
信義に近ければ、言復むべきなり 有子曰わく、信義に近ければ、言復むべきなり。共礼に近ければ、恥辱に遠ざかる。因ること、其の親を失わざれば、亦宗とするべきなり。(学而第一) ゆうしいわく、しんぎちかければ、げんふむべきなり […]
三年父の道を改むる無し 子曰わく、父在せば其の志を観、父没すれば其の行いを観る。三年父の道を改むる無くんば、考と謂う可し。(学而第一) しのたまわく、ちちいませばそのこころざしをみ、ちちぼっすればそのおこないをみる。さん […]