年別: 2018年
名を称せらざるを疾む 子曰わく、君子は世を没えて名を称せらざるを疾む。(衛霊公第十五) しのたまわく、くんしはよをおえてなのしょうせらざるをにくむ(えいれいこうだいじゅうご) 【訳】 先師が言われた。 「君子は、死後にな […]
君子は能無きを病う 子曰わく、君子は能無きを病う。人の己を知らざるを病えず。(衛霊公第十五) しのたまわく、くんしはのうなきをうれう。ひとのおのれをしらざるをうれえず。(えいれいこうがいじゅうご) 【訳】 先師が言われた […]
君子なるかな 子曰わく、君子、義以て質と為し、礼以て之を行い、孫以て之を出し、信以て之を成す。君子なるかな。(衛霊公第十五) しのたまわく、くんし、ぎもってしつとなし、れいもってこれをおこない、そんもってこれをだし、しん […]
群居して終日、言義に及ばず 子曰わく、群居して終日、言義に及ばず、好んで小慧を行う。難いかな。(衛霊公第十五) しのたまわく、ぐんじょしてしゅうじつ、げんぎにおよばず、このんでしょうけいをおこなう。かたいかな。(えいれい […]
之を如何と曰わざる者 子曰わく、之を如何、之を如何と曰わざる者は、吾之を如何ともする末のみ。(衛霊公第十五) しのたまわく、これをいかん、これをいかんといわざるものは、われこれをいかんともするなきのみ。(えいれいこうだい […]
則ち怨に遠ざかる 子曰わく、躬自ら厚くして、薄く人を責むれば、則ち怨に遠ざかる。(衛霊公第十五) しのたまわく、みみずからあつくして、うすくひとをせむれば、すなわちうらみにとおざかる。(えいれいこうだいじゅうご) 【訳】 […]
必ず近き憂有り 子曰わく、人にして遠き慮無ければ、必ず近き憂有り。(衛霊公第十五) しのたまわく、ひとにしてとおきおもんばかりなければ、かならずちかきうれいあり。(えいれいこうだいじゅうご) 【訳】 先師が言われた。 「 […]
必ず先ず其の器を利くす 子曰わく、工、其の事を善くせんと欲すれば、必ず先ず其の器を利くす。是の邦に居りては、其の大夫の賢なる者に事え、其の士の仁なる者を友とす。(衛霊公第十五) しのたまわく、こう、そのことをよくせんとほ […]
身を殺して以て仁を成す 子曰わく、志士仁人は、生を求めて以て仁を害すること無く、身を殺して以て仁を成すこと有り。(衛霊公第十五) しのたまわく、ししじんじんは、せいをもとめてもってじんをがいすることなく、みをころしてもっ […]
人を失わず、言を失わず 子曰わく、與にいうべくして之と言わざれば、人を失う。與に言うべからずして之と言えば、言を失う。知者は人を失わず、亦言を失わず。(衛霊公第十五) しのたまわく、ともにいうべくしてこれといわざれば、ひ […]